バミューダ諸島

ニューヨークから飛行機でわずか2時間強の距離にある大小360の珊瑚礁で出来た島々からなる世界で2番目の英国直轄植民地。首都はバミューダ島のハミルトンで、今では橋で陸続きになった隣のセイントジョージ島とソマーセット島そして南北アイルランド島等の島々を合わせていわゆるバミューダと呼んでいます。今では、NYからも近くタックスへブンの為金融立国に変身し日本の銀行・保険など世界中の多くの金融機関が法人を設立運営しています。ですから世界でも土地の価格の高いことで有名な島でもあるのです。

バミューダの形

丁度キーホルダーの先にある金具の形に似ていて東の端には２０００年にユネスコの世界遺産に登録されたセイントジョージの町がそして西端の北アイルランド島にはロイヤルナーバルドックがあり中心に首都ハミルトンが位置しています。
島は火山活動の後で出来た珊瑚礁の島だけに最も広いところでも幅３ｋｍしかなく、最大高さも海面７６ｍ程度で細長く低く湾曲した島となっています。
面白いことにこんなに小さい国なのにちゃんと独自に通貨を発行しています。

ナーバルドックヤード

ハミルトン

セントジョージ

理由
その１）バミューダの3つの観光地＝3つの町=3つの港となっていてクルーズ船の着く場所が最も便利な観光地。
その２）町の周辺にはホテルも少なく高くて実質的にクルーズがお得な場所となっています。

例えば首都ハミルトン市内に最も近いプリンセスホテルに７泊するとすればニューヨークからの往復航空運賃を加えるとシーズン中（６月－９月）なら軽く３０００米ドルを越えてしまいますが、これをニューヨーク港発の5泊～１週間のクルーズ船で行くと、毎夜の豪華なデイナー、ショーなどの費用を全て含んでわずか1200米ドル程度から有るのです。

もちろん半額に近いお得な料金設定のクルーズも有りますので見逃さずに！

通過？？

バミューダ・ドル(Bermuda Dollar)略号はBD$がありますが、BD$1=US$1と米ドルにリンクしているばかりか実際は米ドルが流通貨幣。滞在中バミューダドル紙幣とコインが一、二度レストランのおつりとして混じってきたぐらいで、米ドルが支配的に流通しています。ですから現地通貨は日本に持って帰るお土産に良いかもしれませんよ！

セレブリティクルーズ（ＮＹ発）
セレブリテイのファンネルマーク”Ｘ”が目印でバミューダでも2港に接岸しますので大変お勧めの船となっています。ただ、少し古くベランダは少ないのが難点です
ゼニス号
ドイツのメイヤーベルフト造船所で。1992年に建造、47,255総トンで全長207mｘ幅29m、船客数：1,375名、クルー数：647名のクルーズ船

ロイヤルカリビアンクルーズ（フイラデルフィア発）
エンプレスオブザシー号
1990年フランスのアトランチック造船所で建造された48,563総トン、全長211m、船客数：1,600名、クルー数：685名の美しい船です。

ノルエイジャンクルーズ（ボストン発）
ノルエイジャン・マジェステイ号
1992年フインランドのクバーナー造船所建造で総トン数は38,000トン、全長207mｘ幅27.73m　、船客数:1462名、クルー数：438名でマイアミ発バハマクルーズでも多用されていてフリースタイルクルージングは米国ではよく知られています。

カーニバルクルーズ（ＮＹ発）
カーニバル・レジェンド号
2002年クバーナーマサ造船所で建造され、全長292.5m ｘ 幅35.42mと大型の近代船、船客数も：2,667名、クルー数963名と他の船より一回りスケールが大きくバルコニーが付いたキャビンの多く良いのですが残念なことに大きすぎて寄港地がロイヤルナーバルドックに限定されていることです。

ロイヤルカリビアンクルーズ（ＮＹ発）
エクスプローラーオブザシー号
2000年クバーナーマサ造船所で建造され13万8千トンの巨大船がＮＹ発着の5泊及び7泊クルーズに登場してきました。全長311m ｘ 幅38.6mと超大型の近代船、船客数も：3,114名、クルー数1,180名と他の船を圧する大きさです。本船も寄港地がロイヤルナーバルドックに限定されていることです。