地中海・スエズ運河・紅海クルーズ
RCL Quantum of the seas 編
バルセロナ、ローマ、ナポリ、アテネ、スエズ運河、アカバ&ドバイ

朝方、ナポリに到着しました。
港にはすでにP&OのOCEANAが見えています。

ナポリに着くと悩み事が発生します。というのも、カプリ島に行くかどうかということです。
カプリ島?っていう方でも「青の洞窟」と言えば分かる方も多いのではないかと思います。
青の洞窟は行っても、洞窟に入れるかどうかは微妙な所で、入れなかったら限られた寄港時間の多くを
使ってしまうことになります。悩ましいですね。

結果として、カプリ島は次回のリベンジにとっておくことにしました。
その代わりといってはなんですが、ソレントとポンペイへプラン変更。
ソレントへはクルーズターミナルの隣にあるフェリーに乗って行くことにします。

港にはプルマントゥールのゼニスがいて、フェリーは側を通ってソレントへ向かいます。

このプルマントゥールのファンネルを見ると丸いマークの後ろに薄らと「X」のマークが見えますね。
そうなんです、これは以前、セレブリティクルーズのゼニスだった船でした。

海から見た、ナポリの景色。左手奥の青い船がゼニス号、左手手前の船がP&OのOCEANA
そして右側の客船がクアンタムオブザシーズです。
やっぱり大きいですね。

約1時間ほどでソレントに到着!

ソレントの街は崖の上に見えている部分がそれです。
なので、船を下りた後に崖の上まで行く必要があります。
歩いて行く方法もありますが、バスに乗って行く方をお勧めします。

崖の上の町並みはこんな感じです。
カフェやショッピングの場所もたくさんあって、なかなか素敵な所です。

鮮やかな色合いの果物も豊富で、見ているだけでも楽しめます。

ソレントはきれいな所で、またゆっくりと来てみたいと思います。
街を散策した後は電車でポンペイの遺跡へ向かいました。

映画のポンペイがレンタルビデオ店でも貸し出されていますが、
見てから行けばよかったかなとちょっと思ってしまいました。

実際に掘り出された壺などが展示されています。

遺跡の部分は歩く部分も土のままで、雨が降ってしまうと歩きにくいと思います。
お天気が悪い時に遺跡見学へ行く場合はそれなりに準備してから行きましょう。

ナポリに戻り、街をブラブラしてから港へ戻ってきました。
港までは徒歩圏なので寄港時間が短い場合でもガッレリア等を
散策することはできると思います。
船に戻ると「ノース・スター」が動いていたので、ナポリ港を高い位置から眺めることができました。

クアンタムの背後にはヴェスヴィオ火山が見えています。

P&O オセアナも上から眺めています。
普段、このような角度から客船を見る機会は少ないので貴重だと思います。


プルマントゥールのゼニスも上から眺めます。
客船の背景にはナポリの町並みがきれいですね。

夕刻になって、P&OのOceanaが先にナポリの港を離れます。
出港の際、大きいボリュームでクイーンの歌を流していて
オセアナのお客さんもノリノリで出港風景を楽しんでいるようでした。

クアンタムはあんなに大きなボリュームで曲を流しながらということはなかったので
やはり客船によっても雰囲気は違うもんですね。

ナポリ港のターミナルの上にはイタリアの国旗とハートのオブジェが2つありました。


いよいよ、クアンタムもナポリを離れるときが来ました。
上の写真は煙があるようにしか見えませんが、実は花火が上がっていました。
クアンタムがナポリへ寄港するのは今回が初めてなので、きっとそれであげてくれたのだと思います。

ナポリの港を離れていきます。


船内レストラン紹介へ続く