地中海・スエズ運河・紅海クルーズ
RCL Quantum of the seas 編
バルセロナ、ローマ、ナポリ、アテネ、スエズ運河、アカバ&ドバイ
イエメン沖を通り過ぎて、オマーン沖を通過してドバイへ向かいます。
ところが船内テレビの航跡と海図の表示を見ていると、なぜかオマーンの港の方へ舵が切られています。
もっと陸地に近づいて航行するのかなと思っていましたが、そうではなくて急患が発生したらしく
急遽オマーンのサララへ寄港となりました。
サララの港に着岸はせずに、沖合で停止しました。そこへ1隻のタグボートが近づいてくるではありませんか。
まさかタグボートで移送!?と思っていたら、案の定担架に乗せられた乗客がそのまま運ばれました。
急患の方が、無事回復されることを願いつつ、本船はオマーンのサララを離れていきます。
そしてアラビア海からオマーン湾へさしかかった時、航跡の表示が今度はマスカット港への進路を示します。
またもや急患が出たのかしばらく停戦していました。
本来は見ることができなかった、オマーンのサララとマスカットの港を眺めることができて貴重な経験ができました。
マスカット港で停泊中の本船から撮影。
マスカット港を離れていく様子と本船。
夜の間にホルムズ海峡を通過して、早朝ドバイに到着。
ドバイの朝はまだそれほど暑くなくて、下船してホテルまではあまり汗をかかずにすみました。
今回は上海へ本船を移動させる回航クルーズの途中だったため、少しずつ船内設備の工事が行われていて
全てがフルサービスではありまえんでした。特にスマートシップを謳うクアンタムの高速ネット通信が
上海に行くまでは使用できなかったのが特に残念でした。
しかしながら食事は豊富なレストランから気に入った食事を選択できたことに加えて、
味も十分に満足できるレベルの食事が多かったのでトータルとしては是非また乗船したいと思いました。
ちなみに食事に関しては本船がアジアクルーズをスタートすると旅行記で経験した事とは
若干異なる部分がありますので、ご注意ください。
詳しくはニュースのページにある記事をご覧ください。