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昨年8月31日にスペイン最大のクルーズ船社プルマントゥール(本社・マドリード)を買収した
ロイヤルカリビアン社がそこが保有していた船隊の中から2隻のクルーズ船を傘下のセレブリティクルーズに
新しいクルーズカテゴリー部門を作って運航させることになりました。

この2隻が実は建造時の船名R6号R7号なのです。
新しい部門の名前は少し覚えにくいアザマラクルーズ、そして2隻も船名を新たにアザマラ・ジャーニー号(5月就航)と
アザマラ・クエス号(2007.10月就航)と変えていよいよ今年運航を開始します。

両船の要目は30,277トン、乗客定員710人と、中型船で、全室バトラー対応、客室にはフレッシュフルーツ、
バスローブ、スリッパを備え、2つの特別レストランも新たに用意したデラックスカテゴリークラスのクルーズ船として華やかに再デビューいたします。

本船は、中型ゆえに可能な、今までのセレブリティクルーズが寄港できなかった港にも多く立ち寄る航海が
組まれているほか、中・南米そして、2008/2009年には日本を含むアジアへ
そして、2009/2010年には世界一周も予定されています。 なお、設備やサービスのランク付けから
ラグジャリーとプレミアムの中間、つまりは新カテゴリーのデラックスクルーズ船と位置付けられます。

ですから、ラグジャリー船ほどの形苦しくなく、デイナーもオープンシッテイング制で“フォーマル”での
必要はありません。

一方、スイートキャビン船客は2回、その他の船客には1回特別レストランでのお食事が無料となっています。

おっと、肝心なことを忘れていました。 この社名"Azamara"ですがロマンス語の言語に根ざしていて
("aza"は“” そして("mar") は“”を意味します。あまり知られていない語、
「acamar」は古典で、ギリシャの緯度から見ることができた最南端の輝く星でした。
つまり、同社が新しいブランドを「青い海の明るい星」としたのです。