ロイヤルカリビアンクルーズ

姉妹船社のセレブリティクルーズ・アザマラクルーズとの3ブランドで運航されていて1999年13万8千トンのイーグルクラス”ボイジャアーオブザシー”を就航させた時は、その大きさとアイススケートリンクやロッククライミングを設備したことで世間を驚かせました。そして2006年6月フリーダムオブザシー16万トンを就航させると今度は2009年度には22万トンの超大型船オアシスオブザシーズ号とアリュールオブザシーズ号を2016年にはハーモニーオブザシーズを就航。2016年現在におきましても世界最大の客船となっております。また2014年に今ままでとは異なるタイプのクアンタムクラスが建造され、多様化する客船でのエンターテイメントにも力を注いでいます。
カーニバルにはグループ力では劣るものの2社での保有トン数や大型化では今も、世界を代表する企業です。 
現在は、セレブリティクルーズ、ロイヤルカリビアンインターナショナル、アザマラクラブクルーズ、プルマントゥールクルーズ(スペイン)、TUIクルーズ(ドイツ)、スカイシークルーズ(中国)の6社でロイヤルカリビアンクルーズリミテッドを構成しています。

2009年に世界初22万トンのオアシスオブザシーズが就航後、2014年に今までのロイヤルカリビアンの客船とは異なるタイプのクアンタムクラスの建造が発表されました。2014年11月に展望カプセルや 船の上でのスカイダイビング等の洋上初が沢山もりこまれたクアンタムオブザシーズが就航しました。その後、22万トンの3番船(ハーモニーオブザシーズ)が2016年6月に就航し、その後4番・5番目の22万トンも建造が予定されています。かつて日本発着を行っていたレジェンドオブザシーズは2017年にトムソンクルーズへ移籍となり、船名もTUIディスカバリー2と変わります。

大型化の競争は、2004年に15万トンのQM2が完成するや否やRCIはあくまで世界最大を目指しして2006年6月就航のフリーダムオブザシーを発表し止まるところを知らないのですが、とにかく世界中が驚いたのが2006年年始に発表された22万トン型の建造の発表でした。
日本でおなじみの日本丸や飛鳥Iが2万トン、そしてQE2でさえ7万トンであることを考えるといかに大きいいかがわかります。10年一昔といいますが当時には10万トンを超えるクルーズ船は無かったのです。2006年に日本船最大の客船となった飛鳥2が5万トンです。
1999年建造の”ボイジャーオブザシー”は約14万総トンというその大きさもさることながらロッククライミングやなんとアイススケートリンクまでもが設備されQM2にはプラネタリウムまでもが設備されています。
16万トンのフリーダムクラスには船内初のボクシングリングや船上サーフィンのフローライダーが搭載され、22万トンのオアシスクラスには緑の公園「セントラルパーク」、回転木馬のある3世代が楽しめる昔なつかしい遊園地「ボード・ウォーク」、水がテーマの円形劇場「アクアシアター」等が設置され、さらには巨大さをいかして船の上を空中散歩?できるジップラインが搭載されました。またブロードウェイミュージカルのCHICAGOがアリュールオブザシーズ号で公演を行います。

ボエジャーオブザシーズ号及びアドベンチャーオブザシーズ号のご紹介
全長は311.1 m、幅は38.6 m、そして海面からブリッジサイドまでの高さ47.4 mで、もし船底から煙突の最上部までなら なんと72.3 mとなっています。
驚くのはこの大きな船がバルチラ社の12V46Cエンジン6基、合計出力75,600 kWでもって22ノット(普通の貨物船が16ノット程度)で走る事が出来るのです
ボイジャーの起工は1999年8月そしてドック出しが2001年1月5日その後艤装工事が行われ9月に試運転後ようやく先月に完成したのです。長いように感じますがこのクラスのクルーズ船としては最短で完成した船なのです。
船主と造船所の関係?
ところでこの造船所とロイヤルカリブクルーズとの関係は長く1960年代中央にさかのぼります。最初の発注は725名乗り18,417総トンの”ソングオブノルエー号、その後1971年”ノルデックプリンス”号、1972年”サンバイキング”号、そして1982年には一回り大型の1,400名乗り”ソングオブアメリカ”号続いて第3世代のクルーズ船”ソブリンオブザシー”号、”モナークオブザシーズ”号、”マジェステイオブザシーズ”号第4世代の”グランジュアーオブザシーズ”号、”エンチャントメントオブザシーズ”号をそれぞれ1996年及び1997年に建造しています。
建造に要した日数は?
ところでこの造船所とロイヤルカリブクルーズとの関係は長く1960年代中央にさかのぼります。最初の発注は725名乗り18,417総トンの”ソングオブノルエー号、その後1971年”ノルデックプリンス”号、1972年”サンバイキング”号、そして1982年には一回り大型の1,400名乗り”ソングオブアメリカ”号続いて第3世代のクルーズ船”ソブリンオブザシーズ”号、”モナークオブザシーズ”号、”マジェステイオブザシーズ”号第4世代の”グランジュアーオブザシーズ”号、”エンチャントメントオブザシーズ”号をそれぞれ1996年及び1997年に建造しています。
ボエジャーオブザシーズ号が日本に寄港
2012年よりボイジャーオブザシーズ号が上海発着のアジアクルーズに配船されて、日本の港にも寄港されるようになりました。
また2013年にはマリナ-オブザシーズ号が2013年6月よりアジアクルーズに配船されます。そのうちいくつかは日本発着のクルーズが行われる予定です。


ボイジャーオブザシーズ号



エクスプローラーオブザシーズ号

ロイヤルカリビアンクルーズ客船一覧
船名 総トン数 乗客数 乗組員数 建造年度 改装年
オアシスクラス          
5番船       2021予  
4番船       2018予  
ハーモニー・オブ・ザ・シーズ 226,000 5,400 2016  
アリュール・オブ・ザ・シーズ 225,282 5,400 2,384 2010  
オアシス・オブ・ザ・シーズ 225,282 5,400 2,384 2009  
クアンタムクラス          
クアンタムオブザシーズ 168,000 4,180 1,500 2014  
アンセムオブザシーズ 168,000 4,180 1,500 2015  
オベーションオブザシーズ 168,000 4,180 1,500 2016  
フリーダムクラス          
インディペンデンス・オブ・ザ・シーズ 160,000 3,634 1,360 2008  
リバティ・オブ・ザ・シーズ 160,000 3,634 1,360 2007 2011 
フリーダム・オブ・ザ・シーズ 160,000 3,634 1,360 2006 2011 
ボイジャークラス          
マリナー・オブ・ザ・シーズ 138,279 3,114 1,185 2003  
ナビゲーター・オブ・ザ・シーズ 138,279 3,114 1,213 2002 2013
アドベンチャー・オブ・ザ・シーズ 137,276 3,114 1,185 2001 2014
エクスプローラー・オブ・ザ・シーズ 137,308 3,114 1,185 2000 2014
ボイジャー・オブ・ザ・シーズ 137,276 3,114 1,176 1999 2014
レディアンスクラス          
ジュエル・オブ・ザ・シーズ 90,090 2,112 859 2004  
セレナーデ・オブ・ザ・シーズ 90,090 2,110 891 2003 2012
ブリリアンス・オブ・ザ・シーズ 90,090 2,112 848 2002 2013
レディアンス・オブ・ザ・シーズ 90,090 2,139 869 2001 2011
ビジョンクラス          
ビジョン・オブ・ザ・シーズ 78,491 2,000 765 1998 2013
エンチャントメント・オブ・ザ・シーズ 81,000 2,252 873 1997 2005/2012
ラプソディ・オブ・ザ・シーズ 78,491 1,998 765 1997 2012
グランジャー・オブ・ザ・シーズ 74,140 1,950 760 1996  
スプレンダー・オブ・ザ・シーズ
移籍
70,000 1,804 723 1996 2011
レジェンド・オブ・ザ・シーズ
移籍
70,000 1,804 723 1995 2013
マジェスティクラス          
マジェスティ・オブ・ザ・シーズ 73,941 2,380 884 1992 2007
モナーク・オブ・ザ・シーズ
移籍
73,941 2,384 858 1991 2003