「マスター・シェフ・オブ・フランス」に認定


プリンセス・クルーズのキュリナリー・エクスペリエンス・ディレクターが
権威ある組織の「マスター・シェフ・オブ・フランス」に認定されました。

プリンセス・クルーズは、ゲスト・キュリナリー・エクスペリエンス・ディレクターを務めるシェフ、

ピエール=マリー・ルプランスが、フランス料理界における権威ある組織

「マスター・シェフ・オブ・フランス協会」
(ル・アソシエーション・デ・メートル・キュイジニエ・ド・フランス、以下MCF)より
「マスター・シェフ・オブ・フランス」の称号を授与されたこと発表しました。

ルプランスは、3月12日にマカオで開催された第63回国際会議で正式に認定されました。

2018年は、アメリカを拠点とするシェフのわずか2名のみが候補者に挙がっていましたが、
最終的にルプランス1名のみが認定されました。

ルプランスは、今年、栄誉あるMCFに認定された世界30名のシェフのうちの1人となり、
その使命は、「フランス料理の芸術性の保護および普及、調理訓練の促進、
専門技能の発展における支援」が挙げられます。

メンバーの多くは、レストラン・ガイドなどで最高の等級を与えられ、フランス料理における
著名な権威とみなされています。
彼らは、国内外の調理審査会で審査員を依頼されることも多くあります。

フランスのブルターニュ出身のルプランスは、クルーズラインに在籍するシェフの中で、
MCFに称号を与えられた数少ない4名のうちの1人となりました。MCFは世界中に560人のメンバーがおり、
主なメンバーには、ダニエル・ブールー氏、エリック・リペール氏、ジャン・ジョーホー氏、
そして3月12日の国際会議でシェフ・オブ・ザ・イヤーを受賞したジョエル・ロブション氏などが所属。

また、新たにMCFに入会したシェフとして、最新の客船マジェスティック・プリンセス内のフレンチ・ビストロ「ラ・メール」でプリンセス・クルーズおよびルプランスとパートナーを組んだエマニュエル・ルノー氏もいます。

ルプランスが受けた修業や初期の経験は、フランス料理の伝統をルーツにしています。
1984年にフランス南西部のペリゴールで修業を開始。1986年の見習い期間修了後、
ゴールドメダル・オブ・ホスピタリティ・オブ・アキテーヌ、シルバーメダル・オブ・ボルドー、
そしてボルドーの国際的な食品見本市である「EXPオテル(EXP’Hotel)」で
ツーリズム・トロフィー・オブ・アキテーヌを受賞しました。

その後、ルプランスはパリのマキシムで働き始め、後にこの名高いレストランのフランス料理を
マキシム・ド・パリ北京店にもたらしました。

その後、ディズニーランド・パリやディズニー・クルーズライン、サンダルズ・リゾートなど世界中のリゾートや
旅行関連企業などの勤務経験を経て、2010年にプリンセス・クルーズに入社。
ルプランスはその4年後、1度退職しましたが、2016年に復職しています。

そして現在、ルプランスは、ゲスト・キュリナリー・エクスペリエンス・ディレクターとして
プリンセス・クルーズの経営陣やオンボード・キュリナリー・チームと連携し、最高水準の維持に努めています。
プリンセス・クルーズは、新鮮な食事の提供を念頭に置いた客船を建造する、数少ないクルーズラインです。
焼き立てのパンの終日提供、新鮮な原料を使用したソース、船内で熟成させてからハンドカットするステーキのほか、
毎日作るホームメイドのアイスクリームも、食事の提供における独自の取り組みの一環です。

ルプランスとそのチームは、プリンセス・クルーズの客船において、寄港地それぞれの特色を持った味わいを
提供できるよう努めています。ルプランスはまた、プリンセス・クルーズ全17隻の
船内メニューの開発および改良の責任者も務めています。